日出づる国・日本へ 世界に語ろう・日本の戦争の真実を!
    大東亜戦争聖戦論 小澤政治

産經新聞書評

 日本という国とは何か、あの戦争は何だったのか、を根源的に問いかけた書である。
 著者は一民間人である。15年ほど前まではアメリカ民主主義に疑問をもたず、平和憲法を信奉し、戦前の日本と軍部がすべて悪かったとの考えをもっていたという。
 しかし、自国の近現代史をあらためて学びなおす中で、先人の苦労、努力、日本人の素晴らしさに開眼、日本人の名誉を取り戻すために本書を執筆したという。
 明治維新以降、おとしめられている日本の歴史を見直し、大東亜戦争、東京裁判、靖国神社、従軍慰安婦問題、南京事件の本質に立ち向かい、日本よ、あるべき姿に戻れと訴える。

ほんとうは、「日韓併合」が韓国を救った!(WAC)著者 松木國俊様

 大変な力作です。祖国日本へ対する深い愛情に溢れ、著者の思いが読む者の心の琴線に直接響いてくる素晴らしい文で構成されています。しかもとても分りやすく書かれています。通州事件、興安街の虐殺など近代史において日本人が忘れてはならない出来事、大切なポイントが見出しを見るだけで頭に入り、先人の遺書や詩歌など豊富な一級資料によって当時の日本の置かれた状況がありありと分ります。

  永野修身大将の開戦に際しての覚悟、野田毅、向井敏明両少尉の遺書等を読むにつけても、私たちの先人が日本人としての気概と矜持を持ち、荒れ狂う世界情勢のなかで日本の行く末を案じ、子孫を守ろうとしていかに悩み苦しんだかがよく分り、戦前のことを何も知らされていない若い世代の人々の心をも必ず動かすに違いありません。

 韓日文化研究所朴鉄柱氏の言われるように大東亜戦争は聖戦であり実際の勝者は日本だったと思います。 小澤さんの「日出づる国・日本へ」が多くの日本人に読まれることを願ってやみません。

 なお、話は変わりますが、(上)63ページに「当時の軍歌、流行歌こそは今日の学者・知識人などの万巻の書より(中略)第一級の証言である」と書かれていますが全く同感です。軍歌は日本民族がその二千年の歴史の中で最も輝いた時代における民族の心からの叫びだったと思います。これは永遠に歌い継ぐべき日本人の宝であると信じます。(以下略)

(株)旺文社勤務知人より

 一般の一個人としての枠を遥かに超えた、圧倒的なボリユーム感・歴史観・シナリオ・展開方法、等々、小澤さんの、何十年に渡り日々思い続けていた情念、発露の渾身の作として、この本に託したように思われます。
 数十冊に及ぶ関連図書、を読破し、その上に自身の思い、主張を加え、さながら歴史作家のような構成、内容に、感銘致しました。

 さて、内容面の感想ですが、小生のごとく平々凡々と人生を謳歌してきた人間にとって、この命題は非常に難文ですね。
 「大東亜戦争聖戦論」が歴史的にどうか?は個人の見解の相違もあるが、筆者がこの問題を、純粋無垢に真正面から取り組み、数多の関連書を論破し自身の意見、見解を一途に展開している熱き情熱に痛く感じ入りました。

 本書のテーマの一つである「愛国心」の意味合いで、小生が心に残った一説があります。(下巻・冒頭)

 愛国心とはその人が持っている常識が源になる。そしてその常識は、結局その人の持つ歴史観と直結していよう。・・・(中略)・・・それは我が日本民族最後にして、人類史上未曾有の大東亜戦争において敗れたことに関係しているようだ。